聖愛園ブログ
七夕
7月に入り、梅雨が開けたような天候が続いております。また下半期に突入をし、今年も半年を切ってしまいました。
本当に1年はあっという間に過ぎてしまいます。
上半期は皆さんにとってどのような上半期でしたでしょうか?私は子供が幼稚園を卒園し小学校に入学した
事が、上半期1番のトピックスです。仕事では中々上手く行かない事もありますが、聖愛園に入り1年ちょっと
経ちましたが、日々学び仕事に取り組んでおります。
今週の日曜日は七夕です。
「棚機(たなばた)」とは古い日本の禊ぎ行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を
祈り人々のけがれをはらうというものでした。 選ばれた乙女は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、川などの
清い水辺にある機屋(はたや)にこもって神さまのために心をこめて着物を織ります。そのときに使われたのが
「棚機」(たなばた)という織り機です。 やがて仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える準備として7月7日
の夜に行われるようになりました。現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから
来ていると言われています。また琴座のベガと呼ばれる織女(しょくじょ)星は裁縫の仕事、鷲(わし)座の
アルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていました。
この二つの星は旧暦7月7日に天の川さんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度の
めぐりあいの日と考え、現在の七夕ストーリーが生まれたとされています。
聖愛園でも7月7日を迎えるに辺り、利用者様に短冊に願い事を書いたり、竹に付ける飾りを折り紙で作ったり
しました。皆さん願い事は、それぞれに特徴が出ております。「世界の平和」といった全体の願いことだったり、
「お金持ちになりたい」などといった個人の願い事だったり、「家族みんなが元気でいられますように」といった身内
の事だったりと様々な願い事となっております。私は家族みんなが健康でいられますようにとお願いしたいと思って
おります。皆さんは何を願いますか?
2024.07.05 相談員の部屋