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アヴニールブログ

文化祭

11月行事。

今月は『文化祭』です。

今回は荒船良人さんに来ていただき、落語を皆さんの前で披露していただきました。

題目は『崇徳院』

朝ドラの「わろてんか」を見ていた方はお気付きでしょうか?

ドラマの中でニセ団吾師匠が話していたお題目です。

簡単なあらすじはこちら↓

大店の若旦那が床に臥せってしまい、医者からは余命5日と宣告されます。
手伝いの熊はんが何を悩んでいるのかを聞くと、それは恋煩いでした。

高津さん(高津宮)に参詣したときに一目惚れした若い娘から渡された一片の紙にはこう綴られていました。

「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の」

という百人一首「崇徳院」の上句。
下の句は

「われても末に あはむとぞ思ふ」

これは「また会いたい」という意味。

この百人一首の読み人が崇徳院。
現代風に表現すると

「岩にせきとめられた急流がふたつに分かれて流れが速くなっている。
でもまたひとつになるように、今は離れてしまってもきっと再開したい。」

という恋の歌。

それ以来名前も知らないその娘のことが頭から離れないそうです。

その娘を探すべく、熊はんは「瀬をはやみ〜」と叫びながら歩いていると、同じく恋煩いをしているお嬢様にある床屋で出会います。

お互いに相手を連れてくるように言い争いになりました。
すると床屋の鏡が割れてしまったのです!

怒った床屋の主人に詰め寄られ、熊はんは主人にこう言ったそうです。

「割れても末(月末)に 買わんとぞ思う」

  

今回、落語を披露してくれた荒船良人さんですが、職業は科学ライターで本も多数出版しています。

落語は趣味だそうです♪

気になる方は検索してみてくださいね♪

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≪文化祭≫ということで

ご利用者様が作った作品を3階の廊下に貼り出したり、1階デイルームに作品コーナーを設置し、そこに展示をさせていただきました。