機能訓練
当園で行われる機能訓練とは、病院やデイサービスなどで行われている治癒・回復を目指すリハビリとは異なり、1日1日出来る大切な日常生活動作を出来なくならないように維持することを目的としています。
柔道整復師の資格を取得後、接骨院で10年間の経験を積みました。その中で高齢者の方と接することが多く「より長く身近なケア」をしたいと思い介護業界に飛び込みました。
接骨院と介護施設ではADLも違い戸惑いもありますが「より良い生活を送って頂きたい」という気持ちは同じです。
普段の仕事の中で大切にしていることとして、利用者様一人一人とのコミュニケーションです。コミュニケーションを大切にすることによって利用者様の感じている事を話してもらえる信頼関係を構築し、それをふまえた訓練を考え、施策していくことが利用者様にとっての「より良いケア」になると信じています。
関節可動域訓練(ROM訓練)
何らかの原因で拘縮してしまった関節や寝たきりなどで動かなくなり、拘縮しない様に関節を丁寧に曲げ伸ばし訓練を行い、予防をしていきます。
同時に関節を動かすための筋肉の拘縮もマッサージで緩めていきます。
歩行訓練
自分で歩ける方や車イスを使用していても掴まり立ちが出来る方などは補助棒に掴まりながら足踏み訓練や手引き歩行、歩行時の姿勢などの訓練を行っています。
また車イスを使用している方で掴まり立ちが出来ない方は座ったままで足踏み訓練などを行い筋力強化に励んでいます。
集団訓練
数人で集まっていただき一緒に呼吸訓練や体操などを行っています。
集団で行うことにより個人で行うよりも気軽に参加して頂けたり、また一緒に行うことで競争心が芽生え、より効果的な訓練になります。